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セガ エンタテインメントは3月29日、アミューズメント施設の「セガ池袋 GiGO」(東京・豊島区)にたい焼き店「『セガのたい焼き』 池袋店」をオープンした。サンシャイン通りに面した立地で、同施設の利用者にとどまらず幅広い顧客層の獲得を目指す。
当初のメニューは小倉あん (税込150円)など5種類だが、今後はセガのゲーム・アニメとコラボしたたい焼きを順次販売する計画だ。(中略)
セガサミーホールディングス(HD)が2月6日発表した2017年4~12月期の連結決算によると、全体では減収減益だったものの、アミューズメント施設運営事業は好調。
プライズ(クレーンゲームなどの景品)を強化したことにより、アミューズメント施設の国内既存店売上高は前年同期比2.1%増に拡大。同事業を含む「エンタテインメントコンテンツ事業」単体の売上高は1.6%増の1579億円、営業利益は12.3%増の173億円と増収増益だった。
セガグループでアミューズメント施設運営を担うセガ エンタエインメントは15年に飲食事業に参入し、18年2月末の時点でイタリアンレストランやカフェなど6店舗を運営している。メイン事業で一定の成果が出ている中で、同社はなぜ飲食に手を広げるのだろうか。
担当者は「現在のアミューズメント事業はクレーンゲーム人気で好調だが、今後の見通しは不透明だ。(19年10月の)消費増税が事業に影響をもたらす恐れもあるが、このインパクトを吸収できる体制を築くことが目的だ」と狙いを話す。
「料理人などの専門スタッフを自社で抱えているため、人的リソースを活用する狙いもある。たい焼き店のスタッフも外部委託ではなく、当社の社員だ」という。
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